「体重が減れば動きやすくなる。」
「痩せている人ほど身体はラク。」
そんなイメージを持っている方は、少なくないかもしれません。
でも、施術をしていると、必ずしもそうとは言えないと感じることがあります。
実際に施術を受けられた方の中には、体重は変わっていない、
あるいは少し増えたのに、
「身体がラクになりました。」
「前より動きやすいです。」
と話される方がいらっしゃいます。
反対に、痩せていても呼吸が浅く、
疲れやすさを感じている方もいらっしゃいます。
特に年齢を重ねると、体重の数字だけでは、
その方の身体の状態はわかりません。
身体は、体重の軽さだけで動きやすさが決まるわけではないからです。
関節が動きやすいか。
呼吸がしやすいか。
全身が無理なく連動して動けるか。
そういったことも、「身体がラク」という感覚には大きく関わっています。
わたし自身も、体重はここ数年ほとんど変わっていません。
でも、以前より服を着たときのシルエットが
すっきりしたと感じています。
体重計には表れなくても、身体の使い方や骨格のバランスが変わることで、
見た目の印象が変わることは少なくありません。
だから体重だけで身体の変化を判断するのは、少しもったいないと感じています。
もし体重が変わらなくても、
呼吸がしやすくなった。
歩くのがラクになった。
疲れにくくなった。
服を着たときのシルエットが変わった。
そんな変化があったとしたら、それも身体が変わってきたサインです。
体重計の数字は、身体を知るための一つの目安です。
それと同じように、呼吸や動きやすさ、日々の過ごしやすさにも目を向けてみる。
そんな視点が、身体との付き合い方を少し変えてくれるかもしれません。
