わたしが筋トレをやめた理由

わたしは39歳で出産し、産後と40代への突入が重なりました。

体型の変化だけでなく、疲れやすさ、眠りの浅さ、途中で目が覚めてしまう感覚など、これまで感じたことのなかった不調が少しずつ出てきました。

 

もともと背中はガチガチで、立ちっぱなしの時間が長いと腰痛が出ることも。

ぎっくり腰になったこともありました。

ただ、肩こりなどの不調は鍼灸でその都度ケアしていたため、 「大きな不調を抱えている」という感覚はほとんどありませんでした。

 

その分、私の意識はいつも“体型”や“見た目”のほうに向いていて、 筋トレやピラティス、食事制限など「鍛える」「引き締める」方向へ進んでいきました。

 

もともと身体を動かすことも好きですし、ヨガも20年以上続けていました。

ただ、ヨガの頻度を増やした時期には、腰や股関節に痛みが出たこともあります。

柔軟性はあるし、動くのは気持ちいい。

でも「からだに良いことをしているはずなのに、痛みが出るのっておかしくない?」と、 どこかで違和感を感じていました。

 

食事制限をすれば体重は一時的に落ちましたが、食べればすぐ戻る。

筋トレのあとは疲れて甘いものをたくさん食べてしまい、自己嫌悪…。

 

今振り返ると、肩まわりはがっしり、逆三角形の体型。

脚も筋肉で踏ん張って立っているため前ももやふくらはぎが筋肉で張っていて、お腹は凹ませるクセがついているのでぺったんこ。

その一方で、肋骨は潰れてデコルテはげっそりとしていました。

 

約2年半前、「骨格を整える」という考え方に出会い、 ヨガもピラティスも筋トレも、すべて一度やめました。

正直、不安もありましたが、 少しずつ身体は「筋肉で立つ」状態から「骨格で立つ」状態へ変わっていきました。

 

以前よりも格段にラクに立てる。

疲れにくくなる。

ぎゅっと踏ん張らなくても、自然に身体が支えられている感覚。

 

今は運動らしい運動はほとんどしておらず、毎日の犬の散歩くらいです。

それでも、身体はむしろ以前よりも動きやすく軽く感じています。

 

食事制限は一切していませんが、体重はほぼ変わらず、逞しかった脚が徐々に細くなってきていることもあり、体重を気にすることはなくなりました。

 

筋トレが悪いわけではありません。

「引き締めたい」「筋肉をつけたい」なら、とても良い方法です。

でももし、

  • 頑張っているわりに疲れやすい
  • 身体がどんどん硬くなる
  • 休んでも回復しにくい
  • 鍛えているのに不調が増えてきた

そんな感覚があるなら、 今必要なのは「鍛える」より「整える」かもしれません。

 

わたしは、筋トレをやめて骨格に目を向けたことで、 ようやく無理のない身体の使い方に戻れた気がしています。

 

この身体の感覚を、必要としている方に届けられたらいいなという思いで施術をしています。